6月の米製造業景況感、4カ月ぶりプラス 上昇幅最大

2020/6/18 23:46
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【ワシントン=長沼亜紀】米フィラデルフィア連邦準備銀行が18日発表した6月の製造業景況指数は、現況指数が前月から70.6ポイント上昇しプラス27.5となった。プラスに浮上するのは4カ月ぶり。上昇幅は遡れる1968年以降で最大だ。新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ景況感が経済再開で急回復した。

調査は管轄地区内の約120の製造業者が対象。前の月より景況感が「改善した」との回答の比率が「悪化した」との回答比率を上回るとプラスになる。

回復が目立つのは出荷で、プラス25.3と5月より55.6ポイント上昇した。新規受注も42.4ポイント高いプラス16.7になった。全米各州で経済活動が徐々に再開しており、生産や荷動きが戻り始めている。

半年後の見通しを聞いた指数はプラス66.3と、5月調査より16.6ポイント改善し、28年ぶりの高水準になった。

ただ、景況指数は変化の方向を示すもので経済活動の水準は示していない。アマースト・ピアポント証券主任エコノミストのスティーブン・スタンリー氏は「活動が健全な水準に戻った訳ではない」と指摘した。

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