穿刺練習用皮膚モデル開発 青森の精密機器企業など

2020/6/18 18:58
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精密機械器具製造・販売のアピール(青森県平川市)は東北大学クリニカル・スキルラボ(仙台市)、青森県産業技術センター工業総合研究所(青森市)と、エコー(超音波診断装置)を使った穿刺(せんし)練習用の皮膚モデルを共同開発した。今回発表したモデルは、ECMO(エクモ、体外式膜型人工肺)導入のための血管確保の練習に使える大腿動静脈を想定した。今後、多様な穿刺練習に対応する製品を出していく方針。

エコーを当てながら針を刺した状況を画像で確認できる

エコー画像をリアルタイムに見ながら血管に針を刺す練習ができる。モデル内に差し込んだ針の状態が明瞭に確認できる。皮膚モデルの材質はポリビニルアルコールゲル、サイズは縦9.5センチメートル、横6.5センチ、厚さ3センチ。人体のような弾力性を持ち、通常必要なエコーゼリーは不要。材料や製法を工夫することで他の皮膚モデルより安価にできたという。

アピールの今井隆一社長は「知恵を出し合って2年がかりで完成した。最初からエクモ導入時の活用を想定していたわけではないが、社会貢献できた」と話した。

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