琉球海運の20年3月期単独、経常益23%減

2020/6/18 17:54
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沖縄県の海運最大手、琉球海運(那覇市)が18日発表した2020年3月期の単独決算は、経常利益が前の期比23%減の19億円と、2期ぶりの減益だった。19年9月に貨物船を1隻就航させ7隻体制にし、船員の人件費や燃料費、減価償却費が膨らんだ。

記者会見する琉球海運の宮城茂社長(18日、那覇市)

売上高は3%増の224億円と過去最高だった。生活物資を中心に県内向けの貨物需要が堅調だった上、物流センターの賃料収入が大幅に増えた。一方で新型コロナウイルスの影響で県内の観光需要が落ち込んだ結果、3月からは飲料や中古車など一部貨物の荷動きが鈍っているという。

21年3月期は売上高239億円、経常利益25億円と増収増益を見込む。貨物船の投入効果がフルに寄与する一方、減価償却は減る。宮城茂社長は「4~5月の売上高は前年比で10%程度の減少。新型コロナの影響は懸念されるが、生活物資は必要だ」と語り、貨物需要は底堅く推移するとの見通しを示した。

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