邦銀の国際与信残高、3月末は501兆円 過去最高更新

2020/6/18 11:00
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日銀が18日発表した国際決済銀行(BIS)の統計によると、3月末の邦銀の国際与信残高は4兆6906億ドル(約501兆円)だった。2019年12月末から2四半期連続で過去最高を更新した。新型コロナウイルスの感染拡大による経済の停滞の影響で、国債などの金利低下(価格の上昇)が続くとみた邦銀が外債投資を増やした。

国際与信統計は銀行の国内の本支店から海外への貸し出しのほか、国債や社債、株式など海外への証券投資も含む。邦銀の海外支店から海外顧客への貸し出しも対象。

国別では米国向けの伸びが大きく、12月末と比べると2692億ドル増えた。米連邦準備理事会(FRB)は3月に大幅に利下げし、米国債の利回りは低下した。金利低下が続けば利息収入は減るが、債券価格の上昇を見込み、米国債などへの投資を増やした。邦銀の海外支店から現地向けの与信残高も増えており、国別だと米国向けが12月末から822億ドル増え増加幅が大きかった。

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