安全誓う、ブロック塀倒壊の小学校 大阪北部地震2年

大阪で震度6弱
社会・くらし
2020/6/18 10:21
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ブロック塀が倒壊し、女子児童が犠牲になった現場(写真右、2018年6月)と金属製フェンスに変わった現場(15日、大阪府高槻市の寿栄小)

ブロック塀が倒壊し、女子児童が犠牲になった現場(写真右、2018年6月)と金属製フェンスに変わった現場(15日、大阪府高槻市の寿栄小)

大阪府北部で震度6弱を観測した地震は18日、発生から2年となった。ブロック塀が倒壊し、登校中の女児(当時9)が下敷きになって死亡した大阪府高槻市立寿栄小では、学校関係者らが通学路などの安全を誓った。

小雨の中、校門前の献花台前には佐藤美恵校長や浜田剛史市長らが参列し、地震発生時刻の午前7時58分に合わせ、約30秒間黙とう。新型コロナウイルスのためマスクを着用した。佐藤校長は「時間が経過しても事故を決して忘れず、学校安全の充実に取り組む」と述べた。

地震を受け、通学路などでの安全対策が進む。文部科学省は全国の国公私立の学校などに、危険なブロック塀の改修や撤去を促してきた。

倒れた塀で女子児童が亡くなった市立寿栄小学校前で献花する浜田高槻市長(前列右)ら(18日午前、大阪府高槻市)

倒れた塀で女子児童が亡くなった市立寿栄小学校前で献花する浜田高槻市長(前列右)ら(18日午前、大阪府高槻市)

高槻市は3年以内に市内の小中学校54校の全てのブロック塀を撤去し、軽量フェンスなどに置きかえる方針。大阪府も危険なブロック塀のある府立学校132校を対象に改修などを進めており、21年度中に全てを完了する計画という。

地震は2018年6月18日午前7時58分ごろ発生。関連死を含めて大阪府で6人が犠牲となった。消防庁によると、近畿を中心に7府県で約460人が負傷。住宅被害は滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良の5府県で計6万1千棟を超えた。

事故では、市教育委員会の元学務課長ら3人と点検した業者の担当者の計4人が業務上過失致死の疑いで書類送検。いずれも嫌疑不十分で不起訴とされた。

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