サークル活動せず56% 文科省、初の全国学生調査

2020/6/18 11:30
保存
共有
印刷
その他

文部科学省は18日までに、大学での学びや生活の実態を把握するため、全国の大学3年生を主な対象に実施した初調査の結果を発表した。約11万人が回答し、授業期間中の1週間に部活動やサークル活動を行うのが「0時間」とした回答が56%を占めた。「1~5時間」も25%に上り、平均で週3時間にとどまった。

授業は平均週17時間で、アルバイトなどは同11時間、趣味・娯楽・交友は同10時間。学業や、生活費などを稼ぐのに、多くの時間をかける様子がうかがえた。文科省の担当者は「サークルのように集団で何かをするよりも、個人的な活動を好む傾向が強まっているのではないか」としている。

調査は中教審の提言を受け、昨年11~12月に初めて実施。参加の意向があった国公私立515大学の3年生を中心に、インターネット上でアンケートを行った。試行調査との位置づけで、次回は来年度に行う方針。

部活動やサークル活動については、1週間に「6~10時間」は9%、「11~15時間」が5%、「16~20時間」2%、「21~30時間」1%、「31時間以上」2%だった。スマートフォンの使用は平均週13時間で、「週31時間以上」も14%いた。

大学教育がどんな知識や能力を身に付けるのに役立っているかを聞いた質問では、「専門分野に関する知識・理解」は87%、「将来の仕事に関連しうる知識・技能」は80%に達した。「外国語を使う力」は30%、「統計数理の知識・技能」は45%にとどまった。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]