経営破綻の米ハーツ、新株発行を中断 SECと協議

2020/6/18 5:59
保存
共有
印刷
その他

経営破綻したハーツの新株発行が注目を集めている=ロイター

経営破綻したハーツの新株発行が注目を集めている=ロイター

【ニューヨーク=中山修志】5月に経営破綻した米レンタカー大手ハーツ・グローバル・ホールディングスは17日、新株発行による資金調達を中断すると発表した。新株発行の手法やタイミングについて米証券取引委員会(SEC)と協議しているという。

ハーツはSECへの提出資料で、「新株発行への理解が得られるまで株式の売り出しを行わない」と説明した。

SECはハーツ株の上場廃止手続きを進めており、このタイミングでの新株発行について同社の情報開示を問題視しているとみられる。SECのジェイ・クレイトン委員長は17日、米CNBCテレビのインタビューでハーツに対し「企業が公開市場で株式を売却するためには十分な情報開示が必要だ」と注文をつけた。

ハーツの株価は破綻後に乱高下し、6月上旬には破綻前の水準の2倍の1株5ドル台半ばを付けた。同社は資金調達の好機とみて、15日に新株発行による最大5億ドル(約530億円)の調達をSECに申請した。法的整理中の企業の新株発行は極めて異例だ。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]