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巨人の岡本「美しいアーチ届ける」 開幕へ臨戦態勢

2020/6/17 20:24
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新型コロナウイルスの影響で延期されていたプロ野球が19日にいよいよ無観客で開幕する。巨人の主砲、岡本和真には、球団生え抜きでは松井秀喜氏以来となる3年連続30本塁打の期待がかかる。打撃部門で自身キャリア最高の成績を目標に据える今季、試合数は例年の143から120へと減るが「目指すところが見え、やりやすい」。待望のシーズンへ静かに闘志を燃やしている。

巨人の岡本には3年連続30本塁打の期待がかかる=共同

巨人の岡本には3年連続30本塁打の期待がかかる=共同

全体練習が自粛となり、先の見通せなかった個人調整期間中も「僕は何も考えません。『無』ですね。毎日できることをやっていくだけ」と雑念を振り払い、目の前の課題に集中してきた。打撃のタイミングがうまく計れていないと自覚すると緩い球を打ち込んで「待つ」感覚を呼び戻すなど、自身で明確なテーマを設定。2日から再開された練習試合では計4本塁打を放ち、エンジンがかかってきた。

過去2シーズンで4番を任され、自覚が芽生えた今季はオフに自己管理を徹底した。大好物のチョコレートやポテトチップス、ジュース類を摂取するのを一切やめ、トレーニングで絞った体は100キロちょっとながら、軽快に動けるベストの体重。充実した春のキャンプを過ごした。

昨年12月には尊敬する西武の中村剛也と3年連続となる自主トレを行い「配球や打席の中での待ち方など、バッテリーとの勝負、駆け引きという話をしていただいた」。

球界屈指の長距離砲から金言も得て「昨年みたいに『どうしよう、どうしよう』という不安ばかりではなく、わくわくとした気持ちがある」と新シーズンに備えていたさなか、コロナ禍に見舞われた。度重なる開幕延期で心も体もリセットを迫られ、練習時間の制約もあったが「今できることを、限られた時間の中でやるしかない」と言い訳はしなかった。

18年にマークした打率3割9厘、33本塁打、100打点が自己ベストの成績。今季に向け「数字は言わないが、3部門ともそこ以上を目指す」と語っていた時点から状況は変わり、試合数は約20少なくなった。「打率、打点、本塁打の主要三冠のどれかを取れたらうれしい。取れるものは全部取りたい」と狙う初タイトルのためにも、走者を置いた場面での本塁打量産がいっそう求められる。

高々と舞う自身の本塁打について「弾道や飛び方はそこまで意識はしていないけど、どっちかと言えばきれいだと思う」と自負する生来の飛ばし屋は「すごいな、ホームランってこんなにきれいなんだ、という魅力を伝えていければ。ぜひ生で見てもらいたい」と願う。開幕から当面は無観客試合が続くため「今は難しい。テレビの前で喜んでもらえるように頑張る」。満員のファンが再び球場に戻ってくる光景を思い描き、豪快で美しいアーチをかけ続けるつもりだ。(常広文太)

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