秋田銘醸、健康食品素材を増産 米ぬか・酒かすを粉末に

2020/6/17 14:35
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日本酒「美酒爛漫(らんまん)」で知られる秋田銘醸(秋田県湯沢市)は健康食品素材の増産に乗り出す。米ぬかや酒かすのほか、枝豆を粉末にする新工場を酒蔵の一画に造る。健康食品や菓子、麺類など県内外の食品メーカーに売り込み、新規事業として育てる。

2004年から日本酒の発酵技術を生かして、食品素材の生産を進めてきた。大手メーカーに販路を広げるには設備投資が必要と判断した。新工場は既存の酒蔵の一部約550平方メートルに素材を発酵させたり乾燥させたりする機械を導入する。約2億5000万円を投じ、6月中に着工し、12月に完成する予定だ。

生産するのは米ぬかを原料にしたGABA粉末、酒かす粉末、規格外の枝豆を原料にした枝豆粉末。GABA粉末と酒かす粉末はそれぞれ県総合食品研究センター、秋田大学と共同研究した。今後、機能性表示食品として消費者庁に届けられるように準備を進める。

投資額のうち2500万円は総務省の地域経済循環創造事業交付金と県の補助を活用。同額を秋田銀行から借りる。

20年度は2480万円の販売をめざす。4年後の24年度には1億5320万円を売る目標。5年間に3人の新規雇用を生み出す計画だ。

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