NYダウ続伸、526ドル高 景気の早期回復期待で

2020/6/17 5:11 (2020/6/17 5:26更新)
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【NQNニューヨーク=張間正義】16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、前日比526ドル82セント(2.0%)高の2万6289ドル98セントで終えた。朝方発表の5月の米小売売上高が過去最大の伸びとなり、景気改善を期待する買いが優勢だった。米政権が新たに1兆ドル規模のインフラ整備計画を検討しているとの報道も投資家心理の改善につながった。

5月の小売売上高は前月比17.7%増え、ダウ・ジョーンズがまとめた市場予想(7.7%増)を大きく上回った。衣料・装飾品を中心にすべての品目で売り上げが増加し、経済再開に伴う個人消費の回復期待が株買いを後押しした。

消費回復期待からクレジットカードのアメリカン・エキスプレスやマスターカードが上昇した。ホームセンターのホーム・デポが買われ、百貨店やアパレル株でも大幅に上げた銘柄が相次いだ。インフラ整備計画を好感して建機のキャタピラーが5%強上昇した。ダウ平均の上げ幅は朝方に一時800ドルを超えた。

ただ、新型コロナウイルス感染の第2波への警戒は残り、上昇局面では戻り待ちや利益確定の売りも出やすい。朝方の買い一巡後はダウ平均は上げ幅を50ドル程度にまで縮小する場面があり、相場は不安定だった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も前日比169.84ポイント(1.7%)高の9895.87と3日続伸した。ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルなど主力株への買いが目立った。

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