新型コロナの致死率、重い持病あれば12倍に 米政府機関

2020/6/17 4:58
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【ニューヨーク=吉田圭織】米疾病対策センター(CDC)は16日までに、心臓病や糖尿病など重い持病のある人が新型コロナウイルスに感染した場合、健康な人に比べて致死率が12倍になるとの研究結果を発表した。感染後に入院する割合は健康な人の6倍になるという。

心臓病などの持病がある人は新型コロナが重症化しやすい=ロイター

CDCが全米各州で1月22日~5月30日までに集めた176万人分の感染者データを基に分析した。感染後の致死率は健康な人が全体の1.6%だったのに対し、持病のある人は19.5%に達した。入院した比率は健康な人が7.6%で、持病のある人は45.4%だった。持病の種類別では心臓病がもっとも多く、糖尿病、慢性肺疾患と続いた。

新型コロナの感染が重症化しにくいとされる若年層でも、持病のある人の方が入院する傾向が高いことも分かった。

人種別でも感染率に差があった。人種が明記されていた約60万人分のデータによると、感染者全体に占める比率はヒスパニック系が33%と、人口比率の18%を上回った。黒人の感染者比率は22%と人口比率(13%)より高かった。

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