ヤマト、EC事業者向けサービスを開始 置き配に対応

2020/6/16 18:41
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ヤマトホールディングスは16日、電子商取引(EC)事業者向けの配送サービス「EAZY」を提供すると発表した。ZOZOやヤフーと連携し、置き配の指定や配達完了の通知などを行う。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で高まった非対面の受け取りニーズに対応する。24日から開始し、他のEC事業者との連携も進める。

EAZYではZOZOの衣料品通販サイト「ゾゾタウン」とヤフーショッピングなどの利用者に専用ウェブサイトのURLを添付したメールを送信。利用客は専用サイトで対面か置き配かを選択し、置き配の場合は玄関ドア前や車庫などの配達先を指定する。受け取る直前まで置き場所を変更でき、配達員は配達完了時に置き場所の写真を撮影して送信する。

配達には自社の社員のほか、中小の軽貨物事業者にも委託。今後は専用の電動自転車を開発し、車の免許を持っていない個人事業者も参加しやすくする。10月以降の購入時にECサイトで配達方法などを指定できるようにする。スーパーなど全国1万店のヤマトの協力店舗も受取場所として選択できるようにする。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で日用品の荷物が急増している。傘下のヤマト運輸の5月の取扱個数は前年同月比19.5%増の約1億6千万個と6年2カ月ぶりの高い伸び率だった。ヤマトは今後もECサイトの荷物は増加すると見込んでいる。

置き配は再配達の必要がなく、物流業界の根強い問題である人手不足の改善が期待されている。今後は他のEC事業者にもEAZYを提供し、利便性を向上させる。同社の担当者は「コロナの影響で非対面の受け取りを希望するお客が増えた。事業者とお客をデジタル技術で結び、要望に応えたい」としている。

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