産経新聞記者2人、出勤停止4週間 賭けマージャンで処分
産経新聞社は16日、辞職した黒川弘務・前東京高検検事長と賭けマージャンをした記者2人=いずれも編集局付=を17日付で出勤停止4週間の懲戒処分にすると発表した。
監督責任を問い、鳥居洋介取締役(編集担当)を減俸処分、井口文彦編集局長と中村将社会部長を減給処分とした。飯塚浩彦社長は報酬の一部を自主返上する。
同社によると、記者2人は新型コロナウイルスに伴う政府の緊急事態宣言期間中、黒川氏と朝日新聞社の社員を含む計4人で記者宅に7回集まり、少なくとも4回は賭けマージャンをした。
産経新聞社の菅野光章取締役(コンプライアンス担当)は「皆様の信頼を裏切る行為であり、深くおわびします」とのコメントを出した。