関西電力、総会通知に事実と異なる記載 金品受領で
関西電力が25日に開催する株主総会の招集通知で、役員らによる金品受領問題を巡り、事実と異なる記載をしていたことが16日分かった。通知では、新任の社外取締役に提案した社外監査役の佐々木茂夫弁護士について「事前には問題を認識していなかった」とした。実際には問題発覚前に、弁護士として相談に応じていた。
その後、佐々木氏は2019年6月に監査役に就任、同年9月の発覚までには関電側から問題に関わる説明はなかったという。関電は招集通知の記載についてホームページで説明を補足する。