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米ユナイテッド、借り入れ枠5400億円 マイレージ担保

【ニューヨーク=大島有美子】米ユナイテッド航空は15日、米ゴールドマン・サックスや英バークレイズなどと合計50億ドル(約5400億円)の融資枠を設けることで合意したと発表した。担保としてマイレージを活用する。政府融資も含め、9月末までに170億ドルの流動性を確保する。

旅客需要の蒸発で運航便数を大幅に圧縮した(5月、米フロリダ州)=ロイター

利用者が将来の航空サービスなどに充てられるマイレージを、現時点で担保に提供する。新型コロナウイルスの影響で旅行需要が当面戻らないことを考慮し、手元資金を厚くする。

既に申し込んでいる政府融資45億ドルは近く受けられるとの見通しを示した。米財務省が従業員向けの給与支援とは別に用意している融資で、条件を調整している。

ユナイテッドは従業員の自発的な退職などを通じ、現金の流出を抑えている。1日あたりの現金流出量は6月末時点で4000万ドルになりそうだが、9月末には同3000万ドルに減らす計画だ。4~6月期の売上高は前年同期比88%減になるとの見通しも示した。コスト削減により費用を同53%減らす見通しだ。

米航空大手ではアメリカン航空やデルタ航空も同様に約9割減収の予想を示していた。米航空各社は4~6月期を底に、7~9月期以降は緩やかに旅客収入が持ち直すと見込む。ユナイテッドは7月の米国内線の提供座席数を前年同月比70%減とする計画を示した。減少幅は5~6月の85%減より圧縮する。

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