入試「予定通り実施を」 国大協、日程延期に否定的

大学
2020/6/15 19:28
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国立大学協会(国大協)は15日の総会で、2021年度の入学者を選抜する大学入試について「現状は日程をずらすべきではない」との見解で一致した。新型コロナウイルスへの対応を巡り、文部科学省が17日に国大協や高校関係者らを交えて開く協議で表明する。

文科省などが全国の高校を対象に実施した調査によると、約7割が「予定通り実施すべきだ」と回答した。これに対し、高校を実際に調査した全国高等学校長協会(全高長)では、内部で異論が相次いだことなどから、大学入学共通テスト(20年までは大学入試センター試験)を含めた全ての選抜日程を1カ月程度遅らせるよう求める方針を決め、15日に国大協に要望書を出した。

国大協の総会では永田恭介会長(筑波大学長)は予定通りに実施すべきだとの見解を示し、異論は出なかった。その上で国大協として、感染の「第2波」により、受験生が県境を越えられない場合や、再び休校して学習が遅れる可能性などを想定し、引き続き対策を検討するとした。

一方、永田会長は高校側から出題範囲への配慮を求める声が上がっていることについて「考え得ると思う」と述べ、各大学で検討すべきだとの認識を示した。

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