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パーク24の20年10月期、255億円の最終赤字 車の移動減響く

パーク24は15日、2020年10月期の連結最終損益が255億円の赤字(前期は123億円の黒字)になりそうだと発表した。従来予想は165億円の黒字だった。新型コロナウイルスの影響から車での移動が減っており、時間貸し駐車場「タイムズ」やカーシェアの売り上げが落ち込む。1999年に東証2部に上場して以来、初めての最終赤字となる。

年70円としていた配当予想も修正し、初めて無配となる見通しだ。売上高は前期比17%減の2630億円、営業損益は242億円の赤字(前期は223億円の黒字)を見込む。

国内の駐車場事業の売上高は今年2月まで前年同月を上回っていたが、3月以降マイナスに転じた。5月は前年同月比66.5%の水準。レンタカーとカーシェアを合わせたモビリティ事業も、5月の売上高が同50%程度と落ち込んでいる。

西川光一社長は電話による記者会見で国内事業について「月次ベースで黒字化が見えてくるのは早くて20年末」との見通しを示した。

英国やシンガポールなどで事業展開する海外の駐車場事業も、ロックダウン(都市封鎖)の影響から利用者が急減している。連結売上高は6月以降回復するものの、10月で計画比85%程度にとどまるとみている。

コスト削減に向け、5~10月にグループの役員報酬の自主返上を行うことも併せて発表した。西川社長は基本報酬の75%を、他の取締役など24人は20~30%を返上する。

同日発表した19年11月~20年4月期の連結決算は、最終損益が25億円の赤字(前年同期は56億円の黒字)だった。売上高は前年同期比5%減の1456億円、営業損益が12億円の赤字(前年同期は99億円の黒字)となった。上期の最終赤字も上場以来初めて。西川社長は「コスト管理を徹底して、21年10月期からまた黒字を達成したい」と話した。

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