豪カンタス航空、ベトナム合弁撤退へ 業績悪化で

アジアBiz
2020/6/15 18:32
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【ハノイ=大西智也】オーストラリアの航空最大手、カンタス航空がベトナムの合弁事業から撤退する方針であることが15日、明らかになった。カンタスはベトナム市場に参入するため、2007年から現地の航空会社に段階的に出資していた。ただ新型コロナウイルスの感染拡大を受けて業績が悪化していた。

カンタス航空とベトナム航空が共同出資するジェットスター・パシフィック航空=ロイター

カンタスとベトナム航空は同日、両社が共同出資するジェットスター・パシフィック航空(ベトナム)の株主構成を見直すと発表した。関係者によると約69%を出資するベトナム航空がカンタスが持つ全株式(30%)を取得する方向で調整している。会社名は「パシフィック航空」に変える。

カンタスは07年、ベトナム航空とともにベトナム政府が国営化したジェットスター社の前身企業に共同出資し、同国に参入した。ジェットスター社はベトナム格安航空会社(LCC)2位で、国内線のシェアは約15%。新型コロナの影響で国内線の利用者が大幅に減少し、経営環境が悪化していた。今後はベトナム航空との連携を強めて生き残りを図る。

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