/

マイナンバー、6件目敗訴 福岡「漏えい危険ない」

マイナンバー制度は違憲だとして、福岡、鹿児島県在住の男女20人が個人番号の利用差し止めなどを国に求めた訴訟の判決で、福岡地裁は15日、「個人情報が漏えいする具体的な危険性はない」として請求を棄却した。原告は控訴する方針。

マイナンバー制度は行政の効率化を目的に2016年1月に始まり、社会保障や税の分野で活用。プライバシー権を侵害するなどとして全国8地裁に起こされた同種訴訟で6件目の判決で、これまでの5件に続き住民側が敗訴した。

立川毅裁判長は、番号にプライバシー情報は含まれておらず「新たに個人情報収集が可能になったものではない」と指摘。これまでに情報が流出したケースは人為的ミスで、構造的な不備ではないとし「漏えいや目的外利用を防ぐ法制度やシステム上の措置は取られている」と述べた。

原告側は、個人番号カードの性別欄で、性同一性障害の人が望まない性の公表を強要されると主張。判決は「慎重な取り扱いが求められる」とした上で、性別欄を隠すケースの配布など対策が講じられているとし、プライバシー権の侵害を認めなかった。

原告側の山本一行弁護団長は判決後の記者会見で「情報化社会で、センシティブな情報も収集されるのは恐ろしい状況だ」と訴えた。〔共同〕

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン