負傷の警官、交番復帰目指す 吹田拳銃強奪事件1年

社会・くらし
2020/6/16 0:00
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大阪府吹田市の交番前で警察官が刺され、拳銃が強奪された事件から16日で1年。胸などを刺され一時は重体となった古瀬鈴之佑巡査(27)は治療を重ね、今年1月に勤務に復帰した。吹田署で事務作業などを担当しながら、交番勤務への復帰を目指してリハビリに励んでいる。

事件は2019年6月16日午前5時40分ごろ発生。吹田署の千里山交番前で、古瀬巡査が左胸など7カ所以上を刺され、実弾入りの拳銃を奪われた。府警は翌17日、現場から約8キロ離れた大阪府箕面市の山中で、飯森裕次郎被告(34)=強盗殺人未遂などで起訴=を見つけ、強盗殺人未遂容疑で逮捕した。

大阪市では同月28、29日に20カ国・地域首脳会議(G20サミット)を控えていた。警備体制を強めていた中での発生に大きな衝撃が走り、公共施設の休館や学校の部活動の中止など市民生活に影響を与えた。

古瀬巡査は一時重体となったが、治療を続け19年11月に退院。20年1月に勤務に復帰し、吹田署で書類作成などの事務作業に当たっている。府警によると、現在も後遺症の影響で全力疾走などが難しく、リハビリを続けている。

事件から1年を前に、古瀬巡査は府警を通じ「みなさまから心のこもった千羽鶴や激励のお言葉をいただき、本当にありがとうございます。一日も早く交番勤務に復帰できるよう頑張っていきたい」とのコメントを出した。

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