れいわ新選組・山本氏、都知事選出馬を表明

れいわ新選組の山本太郎代表は15日、国会内で記者会見し、東京都知事選(18日告示、7月5日投開票)に同党公認で立候補すると表明した。来年開催予定の東京五輪・パラリンピックの中止や、全都民への10万円給付などを公約に挙げた。
山本氏は出馬理由について「次期衆院選でれいわ新選組の議席を増やしても、今目の前にいる人を救えない」と述べた。
立憲民主、共産、社民の野党3党は無所属で立候補する元日弁連会長の宇都宮健児氏を支援する方針だ。日本維新の会は元熊本県副知事の小野泰輔氏を推薦する。野党支持層の票がさらに割れる可能性が高くなった。
知事選には現職の小池百合子氏が立候補を表明済み。山本氏はこれまで自身の出馬の可能性に関して「告示日までに決める。(気持ちは)フィフティー(50%)だ」と語っていた。