向かい風でこそ凧は高く上がる(一目均衡)
編集委員 藤田和明
[有料会員限定]
「向かい風のときこそ、凧(たこ)は最も高くあがる」。英国の政治家、ウィンストン・チャーチルのことばだ。コロナ禍で吹き荒れる向かい風の中で市場の評価を高める企業はある。東証マザーズ上場の新興IT(情報技術)企業、HENNGE(へんげ)もその一つだ。
コロナ禍は時間や場所に縛られず働けるクラウドサービスの活用を企業に促す契機になった。しかし社員ごとに増え続けるIDの管理は深い悩みだ。これをへんげが担い、へんげ側で...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り991文字
関連企業・業界
企業: