AIが児童虐待の予兆を検知、フロンテオがソフト提供

2020/6/15 10:00
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フロンテオが提供するソリューションのイメージ(出所:フロンテオ)

フロンテオが提供するソリューションのイメージ(出所:フロンテオ)

日経クロステック

人工知能(AI)によるデータ解析事業を手掛けるフロンテオは、児童虐待の兆候をAIによって検知するソリューションの提供を始めたと12日に発表した。児童相談所の相談記録や面談記録などのテキストデータをAIが解析し、早期に対応が必要な案件の優先順位を付けることができるという。

独自開発のAIエンジン「KIBIT(キビット)」を活用。過去に児童虐待と認定されたときの記録や、児童相談所で虐待を担当する児童福祉司らの判断軸をAIに学習させたという。同社は同ソリューションを自治体や児童相談所へ納入することを目指す。

厚生労働省によると、全国212カ所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は2018年度に15万9850件で過去最多となった。一方で、児童福祉司は人手不足が深刻化しており、フロンテオは「AIを使ったソリューションによって児童福祉司の業務を効率化し、課題解決につなげたい」(広報)としている。

(日経クロステック/日経コンピュータ 鈴木 慶太)

[日経クロステック 2020年6月12日掲載]

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