韓国、北朝鮮報復予告に自制要請 「合意順守努力を」

2020/6/14 20:58
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北朝鮮の「決別予告」に韓国政府は14日未明に緊急の国家安全保障会議(NSC)を開いた=ロイター

北朝鮮の「決別予告」に韓国政府は14日未明に緊急の国家安全保障会議(NSC)を開いた=ロイター

【ソウル=細川幸太郎】韓国統一省報道官は14日、北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第1副部長による報復予告に対し、「(南北双方が)あらゆる合意を順守するために努力しなければならない」と敵対行為の自制を呼び掛ける声明を発表した。

統一省によると、北朝鮮は9日以降、通信を遮断して通話に応じていないという。韓国側の報道官は「国防部は現状を厳しく認識している。北朝鮮軍の動向を綿密に監視している」とし、偶発的な衝突防止に備える構えを見せている。

13日、金与正氏が開城(ケソン)にある南北共同連絡事務所の破壊を予告し、「確実に南朝鮮(韓国)と決別する時がきた」との談話を発表した。これを受け、韓国大統領府は14日未明に国家安全保障会議(NSC)を開いて対応を協議していた。

韓国の脱北者団体が北朝鮮に向け、大型風船を使って北朝鮮体制を批判するビラをまいたことで、北朝鮮側は連日のように韓国側の対応を批判している。金与正氏は報復行動を軍総参謀部に託すとも話しており、南北の緊張は高まっている。

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