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中国・北京市が「非常時」宣言 集団感染79人に

(更新)

【北京=羽田野主】北京市内で最大規模の食品卸売市場で新型コロナウイルスの集団感染が判明した件を巡り、北京市政府は15日の記者会見で、この市場に関連する感染者が計79人に達したと明らかにした。市政府は14日の段階で「非常時に入った」と宣言していた。

14日に36人の感染を確認。13日に36人、11~12日にも計7人の感染者が出た。市場関連の感染者は累計79人に増えた。

中国ではPCR検査で陽性と判定された後、医師の確認を経て、「感染」が確定する。北京市政府は14日に卸売市場の関係者など7万6499人を対象にPCR検査を実施し、このうち59人に陽性反応が出た。59人の感染が確認されれば、集団感染の人数はさらに増えることになりそうだ。

集団感染が発生したのは、市内の豊台区にある北京新発地卸売市場。海鮮や牛肉、羊肉のほか、野菜や果物などを扱う。市当局はすでに周辺の居住区を封鎖し、出入りを規制した。周辺住民と、14日以内に同市場を訪れた人全員にPCR検査を実施する方針で、すでに確認調査を始めている。

現在、市内にあるほかの大規模な卸売市場も営業を休止している。市場の相次ぐ閉鎖を受け、食料品など生活必需品への不安が広がらないよう、市政府はスーパーなどへの検査を徹底する方針を表明した。食品の買い占めによる品薄や価格の高騰を防ぐ狙いがある。

北京市では4月中旬以降、2カ月近く、新型コロナの新たな感染が確認されていなかった。市当局は感染の「第2波」への警戒を強めている。

中国政府は13日に確認した感染者数が中国本土外から来た19人を合わせて、合計57人だったと発表した。50人を上回ったのは4月13日以来となる。14日に確認した感染者数は中国本土外から来た10人と中国本土の39人を合わせて49人だった。

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