西武HD子会社が国家資格を不正取得 実務経験、基準満たさず

2020/6/12 20:45
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西武ホールディングス(HD)は12日、西武建設(埼玉県所沢市)など子会社4社が、土木施工などに関する複数の国家資格を不正に取得していたと発表した。記録の残る2009年以降で、退職者を含む65人が取得に必要な実務経験を十分に経ないまま受験し、合格していた。

要件を満たさず取得していたのは「1級土木施工管理技士」や「1級造園施工管理技士」など9種類の国家資格。受験に必要な実務期間に、工事に従事していない研修期間を含めるなどしていた。意図的な行為かどうかは明らかになっていない。

不正に資格を取得した社員のうち、現在までに少なくとも2人が施工管理の責任者である「監理技術者」などとして造園工事を担当していた。西武HDは「事業所などの管理部門におけるチェックが十分に行われていなかった」と謝罪した。今後は工事の発注者と協議し、施工物件の品質を調査する。

西武建設は原因や再発防止策を検証するため、3人の弁護士で構成する第三者調査委員会を設置した。

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