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羽田新ルート「運用停止を」 住民が集団提訴

羽田空港の新しい飛行ルートを巡り、従来の方針を改め石油コンビナート上の通過を認めた国の通知は違法として、川崎市や東京都内の住民29人が12日、取り消しを求める訴訟を東京地裁に起こした。住民側は「新ルートの運用停止を目的とした集団訴訟は初」としている。

新ルートは東京都心や川崎市の石油コンビナートの上空を通過し、3月29日に運用が始まった。風向きに応じて滑走路を効率的に使え、国際線で1日当たり50便の発着枠が増えた。

訴状によると、住民側は「羽田空港を離着陸する航空機は原則、川崎市の石油コンビナート上空を避ける」との国の通知が新ルートの運用に合わせて廃止されたと指摘。危険区域上の飛行を禁じる航空法に違反するとして、廃止の根拠となった2019年12月の通知を取り消すよう求めた。都心上空についても落下物の危険があるとして新ルート設定の違法性を訴えた。

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