遊戯施設、都内で相次ぎ営業再開 業績回復には時間

2020/6/12 19:57
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東京都が休業要請の緩和措置を「ステップ3」に移行したことを受け、カラオケ店やゲームセンターなど娯楽施設が相次いで営業を再開した。各社はフェースシールドの着用や間仕切りを設置するなど新型コロナウイルスの感染対策を取るが、どこまで客足が戻るかは不透明だ。

タイトーは隣接するゲーム機の間に仕切りを設置した。(6月12日、東京・豊島区)

カラオケ店「まねきねこ」を運営するコシダカホールディングスは「ステップ3」に移行した12日午前0時に合わせて、新宿西口店など3店舗で約2カ月ぶりに営業を再開。複数人の顧客が待ち切れないとばかりに開店と同時に入店した。店員はマスクとフェースシールドを着用するほか、マイクには不織布とプラスチックのカバーをつけている。

ゲームセンターを運営するタイトーは12日から都内の約30店舗で営業を再開した。ゲームコーナーで座席間隔を空けるほか、ゲーム機の間に板を設けている。

遊園地は引き続き営業を自粛する施設が多い。オリエンタルランドは東京ディズニーリゾートの再開時期を未定とする。「千葉県内への移動自粛でアルバイトが出勤できないなど、再開は慎重に判断したい」という。

ただ、営業を再開しても業績の回復には時間がかかりそうだ。客足の回復が読めないほか、カラオケ各社は1部屋あたりの利用人数に制限をかけるなど、3密対策自体が重荷になっている。

コシダカHDは「12日の客足は好調だったが、今後の見通しは全く立っていない」と話す。会社側は業績予想を開示していないが、市場予想の平均のQUICKコンセンサスは、コシダカHDの20年8月期の連結純利益見通しを前期実績比75%減の15億円と予想する。

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