日常非常 哲学者 小林康夫

エッセー
2020/6/28 2:00
情報元
日本経済新聞 電子版
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日常非常――日々この言葉を自分に呟(つぶや)く。この春に苦しまぎれに編み出した言葉だった。

先月末に1970年から1995年にかけての日本の戦後文化を振り返る拙著一冊を上梓(じょうし)した。4年ほどかけて季刊雑誌に書き継いできたテクストをまとめたもので、連載時のタイトルは、武満徹が1977年に作曲した「鳥は星形の庭に降りる」に触発された「星形の庭の明るい夢」だったが、出版社から「インパクトが弱い…

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