感じて動く読書法 文化人類学者 広瀬浩二郎

エッセー
2020/6/21 2:00
情報元
日本経済新聞 電子版
保存
共有
その他

「おーい、広瀬さん」。視覚障害者が集まる宴会はうるさい。混み合う宴席での移動はたいへんなので、自分の話したい人の近くに行くのが難しい。そこで、遠くにいる人に向かって、大きな声で話しかける。「えっ、何!?」。お酒が入ると、宴席の各所で声を飛び道具として、ボイス・コンタクトの遠隔会話が展開する。「今日もうるさい飲み会になったぞ」。全盲の僕は周囲の騒音に負けず、大きな声で店員を呼び、飲み物のお代わりを…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

電子版トップ



[PR]