姫路城天守で消毒作業 15日の公開再開前に

新型コロナ
兵庫
関西
2020/6/12 16:31
保存
共有
印刷
その他

15日の一般公開再開に合わせて大天守で消毒作業が行われた(12日、姫路市)

15日の一般公開再開に合わせて大天守で消毒作業が行われた(12日、姫路市)

世界文化遺産の姫路城(兵庫県姫路市)で12日、新型コロナウイルス対策として、国宝の大天守や乾小天守など建物内部の消毒作業が行われた。15日から約3カ月ぶりに建物部分の一般公開を再開するためで、約2時間をかけて複雑に入り組んだ広い建物内を念入りに消毒した。

午前10時から8人の作業員が城内に入り、大天守の下層階から順番に作業を始めた。微酸性の次亜塩素酸水を噴霧散布したり、床や柱を布で丁寧に拭いたりした。

感染拡大の防止策として見学方式も見直す。入城者の動線が交差しないように、本来の出口から入城してもらうなど見学ルートを変更する。人気の大天守の最上階では、入城者で混雑しないように、一度に入れる人数を通常の半分以下の30人程度に制限する。

新型コロナの感染拡大を受けて、姫路城の建物内は3月7日から公開を休止。緊急事態宣言が解除されたのを受けて、5月28日からまず西の丸の庭園など屋外部分の入城を再開した。ただ1日の入城者数は平日で約100~200人と、前年の10分の1以下にとどまっているという。

姫路城管理事務所の春井浩和所長は「安心して見学できるように準備をしたい。再開してすぐに入城者が増えるとは思えないが、早く新型コロナが収束して、遠方からも多くの人が訪れてくれる日が来るのを期待したい」と話す。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]