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日経平均終値、167円安の2万2305円 米株安でも底堅く

(更新)

12日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比167円43銭(0.75%)安の2万2305円48銭と、1日以来約2週間ぶりの安値で終えた。新型コロナウイルスの感染拡大「第2波」の懸念で前日の米ダウ工業株30種平均が1800ドル超下落と過去4番目の下げ幅を記録。運用リスクを取りにくくなった投資家の売りが優勢だった。前場は1日以来となる2万2000円割れの場面があった。

5月下旬以降、ほぼ一本調子で上昇したため、高値警戒感が強かった。一方、これまでの上昇相場に乗り切れなかった個人投資家は押し目買いに動き、下値を支えた。個人に人気の高い、相場が下がると利益が出る弱気型上場投資信託(ETF)のポジション決済に伴う先物買いも膨らみ、後場は下げ幅を縮めた。日経平均の日中値幅は563円37銭と、約2カ月ぶりの大きさとなった。

JPX日経インデックス400は4日続落した。終値は前日比148.21ポイント(1.03%)安の1万4172.29だった。東証株価指数(TOPIX)も4日続落し、18.24ポイント(1.15%)安の1570.68で終えた。

東証1部の売買代金は概算で3兆3246億円だった。株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出に伴う売買の影響で膨らんだ。売買高は19億416万株だった。日経平均先物・オプション6月物のSQは2万2071円46銭だった。

東証1部の値下がり銘柄数は1899と、全体の9割弱を占めた。値上がりは241、変わらずは29銘柄だった。

ソフトバンクグループ(SBG)、東エレクアステラス信越化安川電が下落した。一方、ファストリ中外薬テルモ第一三共明治HDが上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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