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大卒就職率最高、20年卒98% 21年卒はコロナが影響へ

景気拡大で好調な採用環境が続いたが、来年以降は新型コロナの影響も

文部科学省と厚生労働省は12日、今春卒業した大学生の4月1日時点の就職率が98.0%と、1997年の調査開始以来、最高になったと発表した。前年同期から0.4ポイント上昇。景気拡大を背景に好調な採用環境が続いた。来年以降は新型コロナウイルスの影響が出るとみられる。

就職率は就職希望者のうち、実際に職に就いた人数の割合を指す。調査は全国の国公私立大62校を抽出して4770人を対象に実施した。大学生の就職率は最低だった2011年の91.0%から上昇傾向が続いた。

新型コロナ感染が広がり始めた2月以降、内定取り消された学生もいたというが、全体の傾向に影響はみられなかった。ただ、来春卒業予定の大学生の就職活動では経営状況が悪化した企業の採用意欲が下がるとみられ、文科省担当者は「これまでの傾向から変わる可能性が高く、注視する必要がある」と語った。

文系学生の就職率は0.4ポイント増の97.8%で、理系は0.1ポイント増の98.5%だった。男女別では男子が0.2ポイント増の97.5%、女子は0.7ポイント増え98.5%だった。

地域別にみると、中部地区が1.4ポイント増の99.3%で最も高かった。次いで近畿が0.9ポイント増の98.9%、関東が0.1ポイント増の98.2%と続いた。卒業した大学生全体に占める就職希望者の割合は1.0ポイント上がり、77.0%だった。9年連続で上昇した。

今春の高校卒業者の就職率は0.1ポイント下がり98.1%だった。厚労省は来春卒業予定の高校生の採用選考の開始を1カ月遅らせ、10月からにする方針を決めた。

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