2次補正、午後成立へ 歳出31兆円

2020/6/12 10:45
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賛成多数で2次補正予算案を可決した参院予算委(12日午前)

賛成多数で2次補正予算案を可決した参院予算委(12日午前)

新型コロナウイルス対策を盛り込んだ2020年度第2次補正予算案が12日午後の参院本会議で自民、公明両党や立憲民主党など野党共同会派などの賛成多数で可決、成立する。一般会計からの歳出額は31兆9114億円と補正予算で過去最大となる。

同日午前の参院予算委員会で安倍晋三首相と全閣僚が出席し補正予算案を巡って質疑した。その後、同委で可決した。

補正予算案の必要な財源は全額を国債の追加発行で賄う。事業規模は117兆1千億円となる。一般会計や特別会計の歳出など「真水」と呼ばれる国費は約33兆2千億円、政府系金融機関による投融資は39兆3千億円程度に上る。

緊急事態宣言による外出自粛で影響を受けた企業への支援策を盛り込んだ。雇用調整助成金の日額上限の1万5千円への引き上げや最大600万円の家賃支援が柱となる。

従業員が企業を介さずに申請・受給できる給付金制度も設ける。自治体が新型コロナ対策に使える地方創生臨時交付金は2兆円増額する。

感染拡大の長期化に備えて、使い道を事前に定めない予備費を10兆円積んだ。野党が「国会審議が必要ない予備費としては巨額すぎる」などと指摘した。

批判を受けて麻生太郎財務相は衆参両院の財政演説で5兆円のおおまかな使途を説明した。(1)雇用維持や生活支援に約1兆円(2)中小企業の事業継続に約2兆円(3)医療体制強化に約2兆円――を充てる。

予算審議は大幅に減収となった中小企業に最大200万円を配る「持続化給付金」の委託費や資金の流れが論点になった。

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