新型コロナで偽情報拡散、EUが中国非難

2020/6/12 0:45
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【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合(EU)の欧州委員会は11日までに偽情報に関する報告書を公表した。新型コロナウイルスに関連して誤ったニュースや情報が拡散されているのを問題視。発信源として中国とロシアを名指しで批判し、欧州での自国の影響力を拡大しようとしていると警戒感を示した。

記者会見する欧州委員会のヨウロバー副委員長(10日、ブリュッセル)=ロイター

欧州委のヨウロバー副委員長(価値・透明性担当)は10日の記者会見で、「我々には十分な証拠がある」と中ロの関与は疑いないと強調。その上で「行動を起こさないのは危険だ」として、偽情報対策を強化する考えを示した。欧州委は新型コロナに関する偽情報の拡散を防ぐため、米フェイスブックなどSNS(交流サイト)を運営する企業へ圧力を強めている。

報告書は、中国が政府系メディアを使って中国の新型コロナ対応で成功し、各国の模範になったと称賛しているなどと指摘。一方で米国は感染者の抑制に失敗したと対応を疑問視する動きもあった。また、中国とロシアが対米批判などで歩調を合わせている形跡もうかがえるという。。

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