5月の米卸売物価4カ月ぶり上昇、0.4% 食品は6%

2020/6/11 22:59
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【ワシントン=長沼亜紀】米労働省が11日発表した5月の卸売物価指数(最終需要向け製品およびサービス、2009年11月=100)は、季節調整済み前月比で0.4%上昇した。1.3%低下した前月から回復し、4カ月ぶりの上昇となった。食品とエネルギー価格が上昇した。

供給が混乱した食肉は前月比40.4%上昇した(5月、米ベンシルベニア州の食肉加工業者)=ロイター

ダウ・ジョーンズまとめの市場予測は横ばい程度を見込んでいた。

製品価格が1.6%上昇し、2009年11月以来10年6カ月ぶりの大きな伸びとなった。食品が6.0%上昇した。新型コロナウイルスの影響による加工場閉鎖で供給が混乱した食肉が40.4%上昇し、全体を押し上げた。値下がりが続いていたエネルギーも4.5%上昇し、4カ月ぶりにプラスとなった。

一方、サービス価格は0.2%低下し、2カ月連続でマイナスとなった。全体から変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は0.1%低下した。

前年同月比ベースでは、卸売物価指数は0.8%低下し、コア指数も0.3%上昇にとどまり、依然としてインフレ圧力が弱いことを示した。

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