「山形まるごとマラソン」オンラインで開催
山形市は11日、10月に予定していた「山形まるごとマラソン」を2021年に延期するとともに、今年はオンライン方式のイベントを開くと発表した。参加者に好きなコースでハーフマラソンを走ってもらい全地球測位システム(GPS)アプリで計測。参加者や完走者に芋煮セットなどの特産品を贈る。各地のマラソン大会が中止となるなか、ネットで代替イベントを開くのは東北では初めてになるという。

マラソン大会の運営も手掛けるウェブサイト「ランネット」のシステムを利用。参加者に専用アプリをダウンロードしてもらい、10月3~18日に各自が走ったハーフマラソンのタイムを集計する。通常大会と同じ4000人を定員とし、2000円の参加料はかかるが、それを上回る特産品を贈る。7月17日から先着順で申し込みを受け付ける。
今年で8回目となる大会は山形市の中心部を走り、水や栄養をとるエイドの充実ぶりなどで全国的に人気だった。大会は延期するが、今後の定着や地域の魅力発信のためバーチャルなイベントを開くことにした。

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