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エア・ウォーター、注射針の生産能力6割増 年30億本

産業ガス大手のエア・ウォーターは11日、子会社を通じて注射針の生産能力を現状に比べ6割多い年30億本に増やしたと発表した。投資額は19億円。海外で歯科用や美容用の需要が高まっている動きに対応する。

注射針の製造・販売を手掛ける子会社のミサワ医科工業(茨城県笠間市)の本社工場を移転するのに伴い、生産能力を増強した。新工場は15日に稼働する。既存工場とあわせた生産能力は年19億本から30億本に増える。

独自の研磨技術やコーティング技術により、痛みが少ない特徴がある。増産した注射針はドイツやイタリアなど主に欧州向けに輸出する。

エア・ウォーターは産業ガスのほか、医療用ガス、病院内で使う医療器具の洗浄などを手掛けている。注射針事業には2007年に参入しており、多品種少量生産に対応できることを強みとしている。

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