データ改ざんは二審も有罪 マウント社代表、東京高裁

2020/6/11 18:39
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暗号資産(仮想通貨)交換会社「マウントゴックス」(民事再生手続き中)の取引システムのデータを改ざんしたとして、私電磁的記録不正作出・同供用罪に問われた同社代表取締役、マルク・カルプレス被告(35)の控訴審判決が11日、東京高裁であった。後藤真理子裁判長は懲役2年6月、執行猶予4年とした一審・東京地裁判決を支持、被告側の控訴を棄却した。

一審判決はカルプレス被告が2013年2~9月、同社の取引システムに接続し、自身の口座に3350万ドルが入金されたようにデータを改ざんしたと認定した。被告側は「口座の残高を増やしたことは会社側の意思に沿っており、不正ではない」などと主張していた。

判決理由で後藤裁判長は「同社の意思として示された利用規約に反する行為だった」として、一審同様に罪が成立すると判断した。その上で、過去に行った架空のビットコイン作成の隠蔽工作の一環で口座残高の水増しに及んだと指摘した。

顧客から預かった資金を巡る業務上横領事件については一審の無罪判決が確定している。

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