マレーシアのゴム手袋最大手、過去最高益 3~5月期

アジアBiz
2020/6/11 16:58
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【シンガポール=中野貴司】マレーシアのゴム手袋世界最大手、トップ・グローブが11日に発表した2020年3~5月期決算は、純利益が前年同期比4.7倍の3億4789万リンギ(約87億円)だった。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で医療用の手袋の需要が大きく伸び、売上高も42%増の16億8832万リンギとなった。

新型コロナの感染拡大でゴム手袋の需要は拡大が続く(写真はトップ・グローブの工場)=ロイター

純利益、売上高とも四半期ベースで過去最高を更新した。新型コロナの発生後、ゴム手袋の月間の受注枚数は通常の2.8倍に膨らんでおり、納期は最長で400日近くに延びている。特にドイツ、スペイン、台湾からの受注が5倍以上に増えたという。

トップ・グローブは工場の稼働率をコロナ前の85%から95%超に高めたほか、30億リンギの設備投資も決定。現在は787億枚の年間生産能力を、26年に約8割増の1400億枚程度に引き上げる。

トップ・グローブの株価は好調な業績を反映し、年初から3.6倍の水準に上がっている。同社は世界的な衛生意識の高まりでゴム手袋市場が今後も年10%を超える高成長が続くと予測する。

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