ゼヒトモ、8億円調達し専門職の仲介拡大

2020/6/11 13:48
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専門職の仕事仲介サイトを手掛けるZehitomo(ゼヒトモ、東京・千代田)は事業拡大に向け8億2000万円を調達した。水回りの修理事業者やスポーツインストラクターなど様々な専門職の仕事を依頼できるサービスで、利用者や事業者の登録を増やす。IT(情報技術)技術者や営業担当者を拡充し、現在約30人の従業員を1年後に100人程度まで増やす考えだ。

ゼヒトモのジョーダン・フィッシャー代表(上段左から2人目)ら

ベンチャーキャピタル(VC)のDG Daiwa Ventures(東京・千代田)やSMBCベンチャーキャピタル、三菱地所などがゼヒトモの第三者割当増資を引き受けた。

ゼヒトモは様々な専門サービスをオンラインで依頼できるサービスを手掛ける。利用者はゼヒトモのサイトから「エアコンクリーニング」や「ヨガ講師」などの仕事を発注すると、登録する20万以上の事業者から適切な人や会社にマッチングできる仕組み。約500種類の仕事が登録されており、2019年には合計100億円以上の仕事がサイトを介して取引されたという。

ゼヒトモのジョーダン・フィッシャー代表は「修理やカメラマンなど地域内で取引される対面サービスは、日本全体で数兆円の市場規模がある」と話す。ただ、このうちオンラインで受発注される割合はごくわずかにとどまるという。自社でホームページを持たないような小規模な事業者と、スマートフォンなどで専門家を探す利用者をつなぐことで利便性の向上を目指す。ゼヒトモは事業者から報酬の数%にあたる利用料を受け取る仕組み。

今後、エンジニアや営業担当者の採用を増やしAIでマッチングの精度を高める独自のシステムを改善するほか、登録した事業者への働きかけを強め積極的なサイト利用を後押しするという。出資した三菱地所とは事業面でも連携する。三菱地所が東京駅周辺で進める再開発ビルについて、オフィス入居者らにゼヒトモのサービスを提供できるようにする考え。

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