フリーハンド確保したFRB
米州総局 後藤達也
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米連邦準備理事会(FRB)は10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、あらゆる手段を活用していく姿勢を改めて強調した。フォワードガイダンスの強化や長期金利の操作も議論した。今回は決定を見送ったが、必要なら活用する姿勢もみせた。経済の先行きは不透明で、どう転んでも対応できるようフリーハンドも確保。株価も大きな混乱は起こらず、うまく乗り切った会合と評価できそうだ。
10日のダウ工業株30種平均は前日...
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