山口県の旭酒造、今年も酒米コンテストを実施
日本酒「獺祭(だっさい)」を製造する旭酒造(山口県岩国市)は10日、今年秋に収穫される酒米「山田錦」を対象にした品質コンテストを実施すると発表した。農家により品質の高い酒米作りに挑戦してもらうのが目的で、昨年に続いて2回目の実施になる。
賞金は1位のグランプリが昨年を上回る3000万円、2位の準グランプリが1000万円。今年は整粒歩合(整った形の米粒の割合)の目標を90%(昨年は99%)に変更するなど、数値よりも酒米に適しているかをより重視して審査する。
昨年は当初160人の農家が参加を表明していたが、天候不順もあり、予備審査に出品したのは45人だった。
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