神奈川県の企業誘致策、6社が工場・ホテル新設
神奈川県は10日、企業誘致施策「セレクト神奈川」を通じ、味の素食品や三菱UFJ信託銀行など6社が工場やホテルを新設すると発表した。

味の素食品は川崎事業所内に「クノール」ブランドのスープなどを生産する工場を新設する。地上6階建てで、延べ床面積は約3万8000平方メートル。稼働開始は2021年4月の予定だ。
三菱UFJ信託銀行は特別目的会社(SPC)から信託業務を受託し、みなとみらい(MM)21地区の住宅展示場跡地に建設中の複合ビル「MM37タワー(仮称)」内にホテルを新設する。県によると、ホテルは地上20~27階につくる計画で、23年4月に稼働開始する予定だ。
同事業は、認定した企業に対し税金軽減や補助金支給などの支援をする。これまでの認定は今回の6社含め計123件。