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サイバーダイン、エルピクセルに追加出資 事業継続支援

装着型ロボット開発のサイバーダインは10日、人工知能(AI)を活用した医療画像の診断支援技術を手がける東京大学発スタートアップ、エルピクセル(東京・千代田)に追加出資したと発表した。エルピクセルは元役員が会社資金約29億円を着服したとして業務上横領容疑で逮捕された。サイバーダインが再発防止策を条件に追加出資し、事実上の筆頭株主として事業継続を支援する。

サイバーダインとジャフコなどはエルピクセルの社内管理体制の見直しや監査体制の強化などを条件として、第三者割当増資や新株予約権付社債(転換社債=CB)など総額10億円の追加出資を5月に実施した。サイバーダインは過半を引き受けたことでエルピクセルの事実上の筆頭株主となった。

エルピクセルは2018年10月、オリンパス富士フイルム、サイバーダインなどを引受先とする第三者割当増資を実施し、約30億円を調達した。ただ、逮捕された元役員は19年1月まで会社資金を個人名義の預金口座に送金しており、調達金額の大部分が横領された可能性がある。

サイバーダインはエルピクセルが開発した脳動脈瘤(りゅう)の疑いがある部分を検出する医療画像解析ソフトウエアがこの分野で国内初の医療機器承認を取得したなど技術力の高さを評価し、事業継続を支援する。

山海嘉之社長は日本経済新聞の取材に対して、「エルピクセルは日本のフロントランナー。たった一人の(元役員の)ために、この会社の灯を消してはならない」と話した。

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