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タカラバイオ、7年ぶり高値 PCR新手法を好感(銘柄診断)

10日の東京株式市場でタカラバイオの株価が値幅制限の上限(ストップ高水準)となる前日比503円(17%)高の3385円まで上昇し、7年ぶりの高値をつけた。この日の取引開始前に新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査で従来より処理能力の高い検査手法を米子会社が開発したと発表。好感した買いが集まった。

新手法は米バイオシンタグマ(アリゾナ州)と共同で開発し、すでに米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可(EUA)を申請。近く承認を得る見通しだ。タカラバイオは2021年3月期業績への影響は「精査中」としている。

アナリストからは「既存の装置を置き換えてまで利用が進むかは未知数」(みずほ証券の野村広之進氏)との声も聞かれるが、この日は将来的に収益に寄与するとの期待が広がった。

試薬やワクチン開発も手がけるタカラバイオはコロナ関連銘柄として物色され、株価は19年末比で6割強上昇した。東海東京調査センターの赤羽高氏は「『ウィズコロナ』で重要なPCR検査とワクチンの両方に関わるだけに、資金が向かいやすい」と指摘する。

5月発表の今期の連結純利益予想は32%減益だが、コロナ関連の需要は考慮していない。「4~6月期決算発表時にどのくらい織り込むかが市場の最大の関心事」(野村氏)という。

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