チョーヤ梅酒、体験型店「蝶矢」鎌倉に出店
チョーヤ梅酒(大阪府羽曳野市)は11日、梅酒づくりなどが手軽に体験できる店舗「蝶矢」を神奈川県鎌倉市に開業する。2018年に京都市に1号店を開業し、東日本では初出店となる。梅酒や梅のシロップを自作するキットやテークアウトのドリンクも用意し、観光客らの来店を見込む。

鎌倉駅西口の駅前に立地し、店舗面積は約50平方メートル。複数の梅や砂糖、酒を選んで好みの梅酒などを約45分かけて作り、専用ボトルで持ち帰ることができる。自宅で梅酒づくりが楽しめるキットも販売する。
チョーヤ梅酒によると、東日本への進出にあたり、梅を食用とする文化が根付いた鎌倉を選んだという。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、消毒や予約客を制限するなどの配慮を施し開業する。
担当者は「1杯から梅酒づくりが楽しめるようにした。若い世代に梅酒づくりを楽しんでほしい」と話す。