投信分配金、5月は引き下げが77本
国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETFを除く)で、5月に分配金を引き下げた毎月分配型のファンドは77本だった。投資対象とする資産別でみると、先進国債券で運用するファンドが34本で最も多く、次いで新興国債券型が13本、先進国株式型が12本と続いた。
分配金を減額したファンドのうち、純資産総額(残高)が最も多い「DIAM世界リートインデックスファンド(毎月分配型)」は、5月の決算で1万口あたりの分配金を50円から25円に引き下げた。2006年10月に分配金の払い出しを始めてから最低水準となった。
一方、分配金を引き上げたファンドは9本だった。

(QUICK資産運用研究所 竹川睦)