NYダウ7日ぶり反落、300ドル安 ナスダックは一時10000台

2020/6/10 5:25
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【NQNニューヨーク=古江敦子】9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反落し、前日比300ドル14セント(1.1%)安の2万7272ドル30セントで終えた。機関投資家が運用の指標にするS&P500種株価指数は前日に年初来でプラスに転じており、上昇に一定の達成感が出ていた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を10日に控え、持ち高調整の売りも出た。

ダウ平均は前日までの6日続伸で2189ドル(8.6%)上昇した。米経済が早期に正常化に向かうとの期待から買われていた金融や資本財、エネルギーなど景気敏感株に利益確定の売りが目立った。旅客需要の持ち直し期待から急伸していたユナイテッド航空ホールディングスなどの空輸株が急落し、連動して航空機のボーイングも大幅に下げた。クルーズ船やホテルも安い。

FOMCの結果発表を10日に控え、持ち高調整を目的とした売りも出た。金融政策は現状を維持する見通しだが、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が会見で「足元の株高をけん制する姿勢を示すかもしれない」(ワシントン・クロッシング・アドバイザーズのチャド・モーガンランダー氏)との声も聞かれた。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸し、前日比29.01ポイント(0.3%)高の9953.75と連日で過去最高値を更新した。取引時間中には初めて10000台に乗せる場面があった。

9日にアナリストが目標株価を引き上げた交流サイト(SNS)のフェイスブックとネット通販のアマゾン・ドット・コム、半導体の自社開発への期待が強まったスマートフォンのアップルがいずれも3%高。アマゾンとアップルは上場来高値を更新した。検索サイトのアルファベット、ソフトウエアのマイクロソフトも上昇し、指数を押し上げた。

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