EUのホーガン欧州委員、WTO事務局長選に意欲

2020/6/9 23:44
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【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合(EU)のホーガン欧州委員(通商政策担当)は9日、世界貿易機関(WTO)の事務局長選挙への立候補を検討していると明らかにした。実際に立候補するかどうかは、EUの加盟27カ国が一致して同氏を推すかどうかにかかっている。

EUのホーガン欧州委員=ロイター

ホーガン氏はEUの貿易相によるテレビ会議後の記者会見で「事務局長候補になる選択肢を探っている」と語った。そのうえで「WTO改革でやるべきことはたくさんある」と述べ、機能不全に陥っているとの指摘もある組織の立て直しに意欲を示した。ホーガン氏はアイルランド出身で、2019年11月まで農業担当の欧州委員を務めた。

貿易相会合では、多くの国が欧州としての候補者を擁立する必要性に同意したという。今後、加盟国間で調整を進め、数週間以内に結論を出す構え。事務局長選の立候補の受付は7月8日まで。

WTOの事務方トップの事務局長は現職のアゼベド氏が辞意を表明。6月8日に選挙の立候補の受け付けが始まった。米国がニュージーランドの元貿易相を推す一方、中国はケニアの元外相の擁立を検討しているとされる。

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